ナイト作
愛しの戦乙女 魔術師に捕らえられた戦乙女は…

第1話 捕らえられた戦乙女


 「こんな男に捕まるなんて!」

 両手は後ろで縛られ、そのまま空中にぶら下げられている。

 「フフフ、良い眺めですよ、愛しのヴァルキュリア」

 メガネをかけた美形の魔術師は、それを見ながら満足そうに笑った。



 戦乙女レナス=ヴァルキュリアは、に勝利する為、神の兵を集めに人間界ミッドガルドへ降り立った。
 空を飛んで凛々しく戦っている彼女の姿を見かけ、恋に落ちたのがレザード=ヴァレスである。
 稀代の死霊術士で錬金術士でもある彼は、その天才的な才能とは裏腹に、女性を愛する感覚が歪んでいた。
 そしてレザード=ヴァレスの塔で、戦乙女を誘き出す作戦を立て、まんまと引っかかったレナスを捕らる事に成功したのだ。



 「さて、眺めるのはこの程度にして、早速私の役に立ってもらいましょうか」
 「・・・何をするつもりだ」

 飄々とした態度で話すレザードの目を、レナスは睨みつける。

 「何。貴方そっくりのホムンクルスを作ったのですが、見かけだけしか再現できないのですよ。なので、本人から卵細胞を頂こうと思いましてね」

 そう言ってレザードは、レナスの両足を大きく開いて固定させる。
 レナスは抵抗するが、器具に抑えつけられて力が発揮できなかった。

 「人間よ・・・愚かな事はやめろ!」
 「邪魔ですね、これ。取ってしまいましょう」

 レザードは短刀でレナスの下着を切り裂いた。

 「美しさに違いがあるとはいえ、神もここの作りは同じなんですねぇ」
 「私を侮辱した罪、万死に値すると思え・・・」

 レザードは新しい器具をレナスの秘所にゆっくりと挿入し始める。

 「おや? 感じているのですか? フフフ」

 レザードは、レナスの秘所から零れ出した液体を指につけて見せつけた。
 恥かしさのあまり顔を真っ赤にしながら、レナスは執拗にレザードを睨みつける。
 レザードはその視線さえも楽しんでいるように見える。

 「準備は出来ました。では作業に入りましょうか」

 膣半ばまで挿入された2本の器具が、左右にゆっくり動き始める。
 レナスの秘所がゆっくりと開かれていく。
 子宮口がはっきり見えるほど開いた所で一旦器具を停止し、次に子宮口を平け、開いたままにさせる為、細い針金で出来たリングを挿入し固定する。



 「さて、卵巣から直接卵細胞を頂くとしましょうか」
 「貴様・・・いい加減に・・・」
 「膣を濡れさせ、頬を赤らめながら強がるヴァルキュリアも素敵ですねぇ」

 そしてレザードは手と器具を操り、医者のように作業を続けた。
 その間、幾度と無く性感帯に触れる手や器具が、レナスへ快感を与え続ける。

 「・・・あ・・・う・・・」
 「どうしました? 息が荒いですよ。それに汗もひどい。フフフ」
 「人の分際で・・・」

 そうして1時間ほどの作業が終わり、戦乙女の卵細胞を取り出した。

 「これがヴァルキュリアの卵細胞ですか。良い物を手に入れました」
 「・・・」
 「ところで、私の妻になると神に誓うなら、今すぐ貴方を解放して差し上げますが、いかがでしょう? 誓えないなら、このまま監禁して、貴方の体で色々遊ばせてもらいますが」
 「バカな事を! 誰がそんな事を誓うものか!」
 「クックック、流石だ。そうでなくては面白く無い・・・。今日の所は私も疲れましたし、ここまでにしましょうか。また明日楽しませて頂きましょう。そうそう、明日再度器具を調整するのは面倒なので、そのままにしておきますよ。外気に子宮をさらし続け、膣を広げ続けるのも面白いでしょう」
 「・・・」

 そう言い残して、レザードは部屋から出ていった。


第2話 鏡


 「・・・くっ」

 レザードが部屋から出ていってから、何度も脱出を試みる。
 しかし、後ろ手に縛られた両腕を動かせば、関節に負担がかかり力が入らない。
 開かれた両足を動かせば、拡張された性器へと衝撃が走る。
 何度か挑戦してみたが、脱出は不可能に近かった。

 「く・・・くそ・・・」



 それでも身をよじる戦乙女の秘所には、器具からの刺激が伝わり続ける。
 開かれたままの秘所と子宮は快感を求め、戦乙女は脱出に挑戦すると同時に、不本意ながらも肉体の素直な欲求を満たす。

 「あ・・・」

 いつしか声は色気のある物に変わり、秘所からは美しい液体が溢れ出している。
 レザードは彼女の目の前に全身が写し出される鏡を置いていったので、その様子はレナスからも良く見えていた。

 戦乙女は名前の通り、戦う事しかしらない処女神だ。
 しかし、レザードにその処女膜を切除され、子宮まで押し広げられた姿を鏡に映し出されている。
 始めてみる自分の胎内の光景と、そのみだらな姿、そして初めて感じる快感に、段々と理性が麻痺し始めた。



 「・・・」

 彼女は鏡を見ながら、自分の姿に酔いしれる。
 足や腰を動かして、拡張器具に膣壁を擦り付けようとする。
 括約筋に力を入れれば、器具を締めつけて反作用による抵抗力が生まれ、それは刺激となって膣壁へ伝わる。
 その締めつけに反応し、鏡の中の胎内はひくひくと収縮し、同時に大量の愛液を分泌する。
 ほんのりと赤くなる顔は、いつもの凛々しい自分の顔とは違った魅力をかもし出し、自分の顔がまるで他人のように見える。
 戦乙女は、今鏡の中の別人を犯している、そんな感覚に支配されていた。

 「あ・・・あう・・・」

 しかし、悲しい事に両腕が動かない。
 もっと刺激を与えたいのだが、それがままならない状態なのだ。
 クリトリスはさらなる刺激を求めるが、それを触る事はできない。
 膣壁への刺激も、拡張された部分のみだ。

 「・・・ダメ・・・このままじゃ・・・」

 なんとか刺激を加える方法は無いか考える。
 手が動かない、足も動かない・・・なら・・・。



 「んっ・・・」

 彼女は頭を軽く振りまわして、自慢の髪の毛を胸の前にもってこようとする。
 その髪は長く腰まで達しており、それは動きを妨げないように束ねられている。
 何度かの挑戦の後、上手く体の前方へ髪の毛を持ってくる事が出来た。

 「・・・あああ・・・」

 彼女はそのまま首を上下に動かす。
 すると、髪の毛の束は秘所にあたり、クリトリスを刺激する。

 「はうっ!」

 充分に刺激され、快感を待ち望んでいた秘所は、感覚が鋭敏になっており、髪の毛1本1本の動きでさえ正確に捉えるかのごとく反応する。
 その快感が彼女の体をえびぞりにさせると、激しく動く髪の毛はさらなる快感を与えようと秘所の上を移動する。
 動けば動くほど刺激され、刺激されれば動かずにはいられない。
 動く髪の毛、拡張器具からの反作用、そして鏡に映る淫らな自分の姿。
 それら全てが、彼女に快感を与えていた。

 「あっ・・・あああ・・・あー!」

 ついに彼女は絶頂に達する。
 ビクビクと動く膣壁と、今までになく大量の愛液を分泌する秘所。
 そして、快感の涙を流しながら虚ろな瞳で自分を見つめる顔。

 鏡に映っていたのは、凛々しい戦乙女ではなかった。



 「私とした事が・・・」

 彼女は激しく後悔した。
 一時の感情に流され、自ら快楽を求めてしまった事。
 欲望のままに生きるのであれば、それは自分が軽蔑している人間と変らないではないか。
 レザードに辱められても引き裂かれる事の無かった彼女のプライドは、自分の手によって引き裂かれたのだ。

 彼女が鏡の中の惨めな女を見て哀れんでいた時・・・。

 がさり。

 出入り口の方向から何かの物音が聞こえてきた。


第3話 魔術師の束縛


 「ほう、神も自慰を行うのですか」
 「レ・・・レザード・・・」
 「寝る前に愛しのヴァルキュリアとワインでもと思いましたが、まさかこんなショーが見れるとはねぇ。」

 一番見られたくない相手に見られてしまった。
 レナスは可愛らしい顔を真っ赤にして、レザードから目をそむける。

 「快感を求めておいでなら、一声かけてくれれば良かったのですが。私で良ければお相手差し上げたものを」
 「・・・誰が貴様などに救いを求めるものか」
 「ここはそうは言っておられないようですがねぇ」

 レナスの秘所にレザードの手が伸び、レナスのクリトリスを摘み上げる。

 「ひゃうっ!・・・や・・・やめろ・・・」

 レナスは可愛い声を上げ、全身を振るわせる。
 必死に快感に耐えるように唇を噛み、レザードを睨みつける。
 しかし体はさらなる快楽を求めるように、秘所の奥からさらに愛液を分泌させる。

 「決まり文句で面白くありませんが、口では嫌がっていても体は正直とは、この事を言うのでしょうか」
 「バ・・・バカな事を・・・」

 レザードはさらに指を膣の奥へと侵入させ、かき回す。
 指が膣壁に当るたびに、レナスは可愛い声をあげる。
 指がクリトリスを責めると、レナスは体を小刻みに振るわせる。
 レナスの膣が指を締め上げようと収縮するが、拡張器具のせいで収縮に歯止めがかかる。
 もっと快楽を求めたいのに、理性と器具が邪魔をして出来ない。
 レナス本人ももどかしさを感じながら、自分と戦っていた。



 「流石ですね。この程度では落とせませんか」
 「お・・・お前如きの責めで落ちる戦乙女ではない・・・」
 「それもそうですね」

 レザードはそう言うと、マントを翻し部屋から出ていった。

 「あ・・・」

 もっと責めが続くと思っていたレナスにとって、それは意外な行動だった。
 心の底ではさらなる責めに期待していた。
 しかし、レザードがいなくなってしまっては、自力で責める事は出来ない。
 そして、もう一度髪の毛を使って自慰をする事も出来ない。

 「耐えろ・・・私は戦乙女なのだぞ・・・」

 レナスは快楽を欲する自分自身の欲望に良く耐えた。
 そして・・・。



 「お待たせしました」

 なにかをかかえてレザードが部屋へと戻ってきた。
 レナスは安堵感を覚え、自分自身を疑った。
 この私が・・・この男を求めているだと? ・・・バカな・・・
 それを否定するように、言葉を紡ぐ。

 「・・・私はお前など待ってはいない・・・」

 しかし、もっと責められたいと思う欲望は体の感覚を支配している。
 その事実を変える事は出来なかった。

 「私如きの責めで落ちる戦乙女ではない、との事でしたので、私以外の物の力を借りることにしたのですよ」
 「・・・なんだと・・・?」
 「これを御覧下さい」

 レザードが手に持った瓶から取り出したのは、ミミズのような生物だった。
 見るからに気色の悪い色をしており、それがぐにぐにと動き回っている。

 「これは私が魔界から召喚した特殊な蟲でね。女の性器に寄生して、愛液やオリモノを餌に繁殖する蟲なのですよ。これを貴方にプレゼントしましょう」

 レナスは目を疑った。
 この気味の悪い生物が、私の大事な子宮に入るだと?
 しかし、心の奥では、この蟲が自分の膣と子宮で這い回る事で得られるであろう快感を期待している。

 「や・・・やめろ・・・」

 レナスは言葉だけで否定をする。
 もう体は逃げようとはしなかった。



 「では・・・」

 レザードが蟲を1匹ずつ、ポトポトとレナスの股間付近へ落としていく。
 蟲は愛液の匂いを察知して、それをたどってレナスの子宮へと近づいていく。
 最初の1匹がレナスの秘所へたどり着き、クリトリスや膣壁を刺激しながら侵入してくる。



 「ああ・・・」

 レナスが想像していた通り、この蟲の動きは希望通りの快感を与えた。
 この蟲は愛液を食料にしているから、愛液をもっとも分泌させる為の行動を本能で知っているからだ。
 レナスに快感を与えながら、蟲は奥へと侵入していく。
 最深部までたどり着いた蟲は、今度は逆行して入り口へと戻る。
 それを繰り返しながら快感を与え、愛液を吸収していく。

 「どうです? 彼らの動きは中々のものでしょう。かのヘラも愛用していたという噂のある蟲ですからねぇ」
 「わ・・・私は・・・ああっ!!」

 這い回る蟲の感覚に、レザードを睨みつける事も、言葉を出す事も難しくなってくる。
 レナスは全身を振るわせ、今までになく大量の愛液を吹き出した。

 「や・・・いやぁ!!」

 ついに絶頂に達した。
 蟲にいかされてしまったのだ。
 もう何も考えたくなかった。



 「ふふ・・・どうですか? これでも私の妻にはならないと?」
 「誰が・・・貴様などの・・・」
 「そうですか、残念です。では・・・」

 次はどんな手で来るのかしらないが、私は死ぬまで耐えて見せる。
 こんな男には屈服はしないと、覚悟を決めた。

 「貴方を解放しましょう。これ以上束縛しておいても、私の印象が悪くなるだけですしね」

 そういって、レザードはレナスの静脈に薬液を注射した。

 「な・・・何を・・・す・・・」

 そのままレナスは気絶してしまった。



 「おい、起きろ。戦乙女。おきねぇか!」

 アリューゼの声で叩き起こされる。
 周囲を見渡し場所を確認した所、ミッドガルドの辺境の草原だった。
 レザードの研究室も無ければ、レザードも居ない。

 「ったく、俺達を置いたまま2~3日も居なくなりやがって、心配したんだぞ」
 「・・・それは済まなかったな」
 「何してたのかしらねえが、無事で何よりだ。さ、次に行こうぜ」

 良くわからないが、解放されたならそれで良い。
 今度会ったら、あの魔術師だけは必ず殺してやる。
 そう決意し、立ち上がる。

 もそもそ・・・
 「キャッ!?」

 子宮と膣で何かが蠢いている感覚が伝わってきた。

 「どうしたんだ? 具合でも悪いのか?」
 「い、いや、なんでもない・・・気にするな」

 不思議そうな顔をしているアリューゼの問いは誤魔化せたが、自分自身に伝わる感覚と、快楽を求める本能は誤魔化せなかった。

 レナスは、まだ魔術師の手の中に居た。



終わり