「あの廃屋が旧日本軍の施設で、亡霊やら化け物やらがいるって? アハハハ、そんなの嘘に決まってるよ!」
学校の友達と会談をしていた少女は、怖がりながら話す友達の話題を一蹴した。
「そ、そんな事言うなら、貴方あの廃屋へ一人で入って行けるんでしょうね?」
「いいよ。行ってあげる。中に入って何か取ってきてあげるよ」
そして放課後、彼女達は廃屋へ行って、少女が廃屋の中へ、他の友達は表で待機し、少女が廃屋から戻ってくるのを待つ事になった。
「流石に変な噂があるだけあって、不気味な廃屋だね」
「やめるなら今のうちだよ? もう許してあげるからさ・・・」
「大丈夫大丈夫。何も出やしないって。」
少女は自信ありげに廃屋へと入っていった。
ふん、下らない。旧日本軍の施設なんて、あったらとっくの昔に見つかって処理されてるに決まってる。この時はそう思っていた。
廃屋の中は荒れ果てていて、歩くのも困難だった。
「こんな事なら、制服じゃなくて、体操服で来ればよかったな~」
文句を言いながらも、少女は廃屋を探検していく。
探検し始めて10分後、足元の床が突然崩れ、少女は地下室へと落ちてしまった。
「・・・っと着地! 体操部の私に落とし穴食わせようなんて10年早いって。・・・ここは・・・?」
少女が降りたった場所、そこは旧日本軍の研究施設だった。
色々な記号の書かれたドラム缶が散在している。
「本当にあるとは・・・。でも、化け物なんかいるはずないよ。よし、このドラム缶の蓋でも持って行ってあげよっかな」
ドラム缶の蓋には、旧日本軍の物資である事を示す文字が書かれていたので、これが一番の証拠になると判断し、ドラム缶に手をかけ、蓋を抉じ開けようとした。
その瞬間・・・
ビュルビュルビュル!!
「え!? キャー!!」
突如ドラム缶から数本の触手が飛び出して、少女に絡みついたのだ。
触手はそのまま少女の手足と首に巻きつき、少女の動きを封じ込めた。
絡みついた触手は少女の両足をゆっくり広げ、スカートの下の下着に絡まり、そのまま下着を引き千切った。
「は、離せッ!!」
少女は必死に抵抗するが、身動きが取れない。
そして、触手の中で最も太く、先端に穴の開いたものが、少女の秘所を愛撫し始めた。
「や、やめ・・・!」
先端の穴から分泌された液体で滑りを帯びた触手は、少女に快感を与えはじめた。
そして、少女の秘所が濡れはじめると、触手はゆっくりと少女の膣に入り込んでいった。
「いッ! や、やめて! 誰か助けて!!」
処女膜を破り、膣を抜け、子宮口さえこじ開け、触手は子宮に到達した。
そして、触手はゆっくりと子宮に卵を産みつけ始めたのだ。
「あ・・・あああ・・・」
体内に侵入してくる卵のおぞましい感覚が少女を苦しめるが、少女は何の抵抗も出来ない。
その間も、触手は子宮内壁に産みつけた卵を、同時に分泌した粘着性のある液体でしっかりと固定していく。
そうして全ての卵を子宮内壁にびっしりと産み終えた時、触手はその生を終えた。
触手がゆるみ、少女は解放されたのだ。
「・・・帰ろう・・・」
少女は意外と冷静だった。
ドラム缶の蓋を持ち帰り、友達には何も居なかったと朗らかに告げ、そのまま病院に向かった。
子宮内部の異物をどうにかするために。
「この生物は・・・」
少女が向かった病院に居合せた医学博士が、子宮を検診しながら苦い顔をする。
「とれるんですか?」
「結論から言うと無理だ。無理に取ろうとすれば殻が破れ、そこから毒物が流れ出る。卵を死なせても同じ結果になる」
「じゃあ、私はずーっとこのままなんですか!?」
「落ちつきたまえ。無理に取ろうとしなければいいんだ。これは小さい卵だが、一定期間で大きく育ち、ある程度大きくなると自然に体外に排出される。つまりだ。君はこの卵を死なせないように育てて産めば良いんだ」
「そ、そんな・・・」
「大丈夫。卵は弾力性があるので、外部からの衝撃で壊れる事は無い。子宮へ直接触れなければ問題無い。そして、卵を無事に産む為にしなければならない事がある。死にたくなければ実行するんだ。いいね?」
「・・・は、はい」
医者の処方は次の通りだった。
異物感を感じても、無理に卵を取り出そうとしない。
卵は呼吸させないと死んでしまう為、常に外気に触れさせる必要がある。
その為に、細いリングを使って子宮口と膣を開けておく必要がある。
下着の着用でも外気を遮断する為、下着は着けてはいけない。
外気に触れれば子宮と膣に雑菌が入るので、毎日洗浄を行う。
産気づいた時我慢すると卵が破損するので、すぐに産卵する事。
そして少女は医者に拡張リングを施してもらい、下着を脱いで帰宅した。
その日から少女の苦痛の毎日が始まった。
制服のスカートがめくれれば、拡張した膣が丸見えになる。
ブルマもはけないので、テニススカートのようなものを着用して体育を行っても、拡張した膣が丸見えになる。
彼女の事情をしっているクラスメイトでさえ、彼女の事をいやらしい目で見ずにはいられなかったが、流石に毒卵の入っている膣に挿入する勇気は無く、彼女はレイプや痴漢にあう事だけは無かった。
ただ、この噂を聞きつけた連中が、通学電車の中や、学校の中に盗撮カメラをしかけ、彼女の膣を盗撮したりした。
現役*学生の拡張物の盗撮ビデオは飛ぶように売れ、インターネットでも公開された。
そして、年に4回ほど、おぞましいあの日がやってくる。
卵は2~4個ずつ成長していき、それらが成長して産まれると、次の卵が成長していく事になる。
そしてそれらが育ち、子宮と膣を圧迫し始めると、それを合図に産卵が始まるのだ。
産卵は時と場所を選ばない。
自宅なら良いが、それが通学中や学校なら、大勢のギャラリーの前で産卵行為を見せなければならないのだ。
今回は学校から帰宅中のストリートの中心で産気がついた。
「こ、こんな場所で・・・」
少女はその場でしゃがみ込んで、両足を大きく開く。
何かと思って通行人が見ると、下着を着けず膣を拡張している*学生が足を広げているのだ。
たちまち人だかりが出来る。
「いや! 見ないで!!」
事情をしっている警察が来て、野次馬を追い払おうとするが、追い払っても次から次へと野次馬が集まってくる。
「あ・・・ああああああ!!!」
そして大きく育った卵が、彼女の膣を通りぬけ、外の世界へ出てくる。
大量の体液を分泌しながら、少女は産卵を続ける。
野次馬の目が少女の秘所に集中し、静止するはずの警察官さえも我を忘れて見とれてしまう。
そうして、10分程度の産卵劇が終わった時、少女は涙を流しながらその場を離れた。
その後3年ほど、少女はこの生活を続け、日本中に産卵少女として知れ渡る事になる。
終わり