「そんなふざけた魔物、あたしがやっつけちゃうから、安心して!」
サントハイム城を出発したアリーナ、クリフト、ブライは、途中で立ち寄った町で、少女がカメレオンマンと暴れ狛犬の生贄にされるという話しを聞いた。
そこでアリーナは、自分達がモンスターを倒して少女を助けよう、と提案し、クリフトとブライもそれに従った。
しかし街の人間は、少女、老人、ひ弱な男の3人組みが魔物を倒せるとは信じられず、彼らが生贄になりすまして退治しようと考えているなら、いっその事本当に生贄にしてしまった方が安全なんじゃないか、と考えた。
そして、彼ら3人の夕食には薬が盛られた。
翌朝。
クリフトとブライは、前日の夕食に盛られた睡眠薬の為に目が覚めず、唯一起きたアリーナも、前日に盛られた痺れ薬の為か自由に動けない。
しかし、アリーナは前日に大見得を切った手前もあるし、ここで行かなければ少女が食われてしまうので、やむなく一人で生贄の広場へ向かった。
アリーナは自由に動かない体を引きずって、魔物が来るのを待った。
しばらくして、暴れ狛犬2匹を従えた、魔術師風の男が現れた。
「ふむ、今年の生贄も美しいのう。たっぷり楽しんでから食うとするか」
「そうはいかないわよ! 私が相手になるわ! かかってらっしゃい!」
「威勢が良いのも好みじゃ。相手になってやろう!」
アリーナは1ターンで地面に突っ伏した。
「なんじゃ、弱いではないか。期待させおって」
「か・・・体さえ自由に動けば・・・」
「まあ良いわ。・・・それではじっくり楽しむとするか・・・な?痛ッ!!」
「か、体が動かなくても、噛みつく事くらいは出来るわ!」
「この女・・・」
カメレオンマンはどうすればアリーナの悲痛に歪んだ顔を見れるか考えた。
見た所、年端も行かぬ少女で、まだ男も知らないのだろう。
ならば初体験の相手は、人間に近いこのワシよりも・・・。
「いつまで抵抗が出来るかな? 狛犬、こいつを犯せ」
「グルル」
「・・・え?」
「お前の始めての相手は人間ではない、醜い犬のモンスターだと言ったんだ!」
「そ、そんな! やめて!」
「つまらない抵抗をした事をじっくり後悔するといい・・・」
カメレオンマンが見ている中、暴れ狛犬の陵辱が始まった。
暴れ狛犬はアリーナのタイツの股間部分を噛み破り、秘所を舐め始めた。
「や・・・やめ・・・あっ・・・」
抵抗しようにも体は自由に動かず、暴れ狛犬の舌に秘所を舐められる。
心とは違って体は素直に快感を感じる事が、今のアリーナには悔しかった。
「おぬし、犬に舐められて感じておるのか? 変態じゃのう。フォッフォッフォ」
「クッ・・・アア!!」
まだ男を知らないアリーナでは、この快感を受け流す事も耐える事も出来ない。
そのまま狛犬の成すがままに、絶頂へと近づいていく。
「さて、そろそろ良いじゃろう。入れろ」
「ガルルルル!!」
「い、嫌ァァァァ!!!」
暴れ狛犬の唾液とアリーナの愛液で濡れたアリーナ膣は、暴れ狛犬のペニスを受けとめた。
暴れ狛犬はそのままアリーナに体重を預け、アリーナの膣を突きまくる。
「フォッフォッフォ! まるで犬同士の交尾じゃのう!」
「やめ・・・抜いて・・・ああっ!!」
暴れ狛犬のペニスが、アリーナの子宮口をノックする。
子宮口はそれに合わせて、ゆっくりとその入り口を開いていく。
「あっ・・・あああああ!!!」
ついに暴れ狛犬のペニスは子宮口をも突破し、アリーナの子宮に侵入した。
そのままアリーナの子宮を突き上げ、アリーナへ快感を超えた衝撃を与える。
「あ・・・ああ・・・」
横隔膜にも衝撃が伝わっているので、まともな発言も出来ない。
暴れ狛犬のペニスは、子宮を突き破る勢いで突きまくるが、柔軟な子宮はその衝撃を快感として受けとめる。
そして・・・。
「アオォォン!!」
「嫌ァア!!」
子宮の最も奥にペニスを突っ込んだ状態で、暴れ狛犬が射精をする。
「あ・・・ああああ・・・」
アリーナは絶望の中で、体の奥に染み込む精液の熱を感じる。
「ハーッハッハッハ!愉快愉快!そのまま犯しつづけろ!」
そうして、クリフトとブライ、アリーナに盛られた薬の効果が切れるまでの2時間の間、この陵辱は続いた。
アリーナが獣に犯された事実は、クリフトとブライをどん底に叩き落した。
かけつけた2人は即座に魔物を倒し、アリーナを救出した。
クリフトは即座にキアリーとホイミをかけアリーナを回復したが、心までは回復できない。
「2人ともまだ若い。事実を知っているのは年寄り一人で良かろうて…」
ブライは2人にメダパニの応用魔法を使い、惨劇の記憶を消し去った。
翌日、モンスターを倒したという事で村人達に感謝されながら、アリーナ一向は明るく出発した。
アリーナもクリフトも昨日の惨劇を完全に忘れており、アリーナはブライに作られた武勇伝を揚々と語り、クリフトはそれを嬉しそうに聞いていた。
ブライは安心した。昨日の事は何も無い、今まで通り、変わらない日々が続いていくものだと。
しかし、アリーナの体に残された快感の記憶は、確実にアリーナを堕としていく事になる。
次の村にたどり着く前に日が暮れてしまい、野宿する羽目になってしまった。
「では姫様、おやすみなさいませ」
アリーナ姫のテントだけ別に用意され、クリフトとブライは普通のテントで休む事になっている。
そして、夜間のモンスターの襲撃に備える為、クリフトがそれぞれのテントにニフラムを使ったモンスター避けの結界を張る。
「では、ごゆっくりお休み下さいませ」
そうして、彼らは眠りについた。
「なんだろう…この感覚…」
深夜に、アリーナは下腹部に違和感を覚える。
何か物足りないような、常に触っていたいような、そんな感覚。
おそるおそる秘所に手を当てると、その欲求が満たされ、そして増強されていくのがわかる。
排泄物の出る部分を触るのは汚い事だとわかっていても、手が動いてしまう。
「あっ・・・」
タイツの上からそっと手を当て、指で秘所をなぞる。
今まで感じた事の無い感覚に、アリーナは酔いしれる。
そして、愛液がタイツを濡らしていく。
「だめ・・・」
タイツを汚すわけには行かないので、アリーナはタイツと下着を脱ぎ捨てる。
秘所を見ると、すでに充分に濡れており、クリトリスは充血してはちきれんばかりとなっていた。
アリーナの決して豊かではない胸の先端も、痛いほどに固くなり、服に2つの突起を作っている。
「んっっ・・・」
胸の突起と、クリトリスを指で摘んで、ゆっくりと刺激を与える。
そのたび、アリーナの可愛らしい体がぴくんぴくんと反応し、可愛らしい声を上げる。
でも、ブライやクリフトに見つかるわけには行かないので、精一杯それを押し殺す。
「物足りない・・・」
アリーナは乳首やクリトリスを刺激するだけでは満足できない事に気がついた。
秘所を良く見れば、男を受け入れる体制は整っている。
もっと奥まで刺激したい、アリーナはそう思った。
「・・・入るかな・・・」
アリーナは人差し指をゆっくりと膣へ挿入する。
膣はアリーナの指をきつく締めつけながらも、アリーナの指を奥へと受け入れていく。
アリーナはそのまま指を前後に動かし、膣内で指を曲げ、刺激を与える。
「・・・」
いれる指を二本に増やすと、快感も倍増する。
必死に声を殺しながら、愛撫を続ける。
いつしか指は3本になるが、アリーナの膣はそれも柔軟に受け入れる。
だんだんと動きが激しくなり、乳首、クリトリス、膣と次々に責めていく。
そして・・・
「・・・ッあ!」
アリーナはついに絶頂へと達した。
秘所から愛液を吹き出し、手をびしょびしょにしていく。
アリーナは体をびくびくと震わせ、快感の余韻に浸る。
アリーナは今まで感じた事の無い快楽の虜となった。
「姫様、昨晩は一体なにを? テントから叫び声のようなものが聞こえて参りましたが・・・お体の調子でも?」
翌日、クリフトが神妙な顔でアリーナに尋ねる。
アリーナが絶頂に達した時の声が、どうやらクリフトの耳に入っていたらしい。
アリーナは思わず顔を真っ赤にして、慌ててクリフトに応える。
「あ、ああ。あれね。寝つかれなかったから、トレーニングしてたの。」
「左様で御座いますか。頼もしい限りで御座います」
ニコニコするクリフトを見て、アリーナは思った。
「クリフトは単純だから誤魔化しやすいわ・・・」