オシーロ様作
クローンの記憶と

第2話



ガーディアンを倒した後セネスはしばらくの間ぼんやりとしていた。

これまでの戦いが終わった、とういことが実感できなかったからだ。

ガーディアン との戦闘の影響で今どこにいて地球へはどのくらいかかるのかは分からない。もしかしたら帰られないかもしれない。

いろいろ考えていると体が火照ってきた。長いこと自慰していないからだろう。スーツの中は小尿と母乳でずぶぬれである。スーツの胸の部分やパンツの中はも うそれは悲惨なことになっている。

「バベル」攻略船のあとは、ヴァンブレイスとブリガンダインの慣らし運転なしの操縦で連戦続きだったから、自慰している暇もなかった。



大気圏突入のとき、セネスの体はGに襲われる。それは対振動性の機能を持ったスーツのほうも例外ではなく、Gを受けたスーツは弾力を失い急激に硬くなる。 そして振動を持ったスーツはセネスの敏感な体を襲う。胸やクリトリスをスーツが押しつぶして振動をじかに伝える。ヴァギナにはバイブとは比べ物にならない くらいの衝撃が伝わって愛液を放出させる。クリトリスは衝撃を受けてから、振動とともにスーツに器官を守っている包皮をずらしてされていく。そして大気圏 離脱が終わると、セネスのパイスーは弾力を取り戻した。快感の余韻に浸る暇もなく迫り来る敵機にセネスは集中した。



あのときの快感をなぜか今思い出したことに苦笑した。そして彼女は火照った体を慰めるために狭いコックピットの中で寝そべり、右手は乳房に、左手は股間の 部分をいじくり始めた。

「あ…ぁ…いい………ぃ…」

セネスのパイスーは耐水性にも優れているのだが、連戦続きにより機能は50%以上停止しており、いまパイスーからはセネスの愛液と母乳が染み出しつつあっ た。

右の手で乳首をつまむ、そしてころころと転がす。

胸に張り付いたスーツはそのセネスの責めを忠実に伝えており、胸はその衝撃を受ける。そのことによりスーツと体の間にはわずかなスキマができる。その空間 の中に乳首は吸い込こまれていく。乳首は指でへこんだ生地によって出迎えられてギュッ、と引き絞られる。そして乳首はまた硬くなり、先端から母乳が出る。 そしてスーツは胸に張り付いて隙間がなくなる。

ヴァギナのほうも同じように、ヴァギナに張り付いたスーツがセネスの指によっていじくられることにより隙間ができその中にクリトリスは立つ。そしてスーツ が張り付くのと同時に、クリトリスにはスーツによる責めが稲妻のように駆け巡りセネスの快楽神経を刺激する。



段々息苦しくなってきた。ふと計器を見ると空気の量が減りつつあった。先ほどの戦闘による故障だろうか。だが今のセネスには息苦しさは快楽以上の何者でも なかった。

「ふ・・・・・・あ・・・・・んふぅ・・んっ・・・ひぁんっ!・はぁ・・はぁー・・・」



セネスは身をよじらせながらも、秘所を指でつついたりなでるのを繰り返す。セネスの膣口は、快楽欲しさに自分の指をピクピクと誘いだしているようだ。

胸のほうは、息苦しさと快感の影響で激しく揺れ母乳が噴出していた。体液と母乳にまみれて滑りの良くなったスーツと胸と皮膚が擦れあって更に卑猥な音を立 てる。



グチュ・・・クチュ・・・・チュ・・グチャ・・クチャ・・・



「はぁ・・はぁ・・いいぅ・・んあ・はぁ・・はぁ・・・」



悶え動くたびにスーツと秘所と胸と乳首が擦り合わさりそのたびに絶頂に至り快楽の渦はとまらずに続く。

湯気を上げるほど淫らになったスーツのヴァギナの部分はグローブに包まれた指を、何の抵抗もなく受け入れる。セネスはその部分を指で滅茶苦茶に激しく動か し、白濁した愛液がスーツからあふれる程、ヴァギナをかき回した。

胸のほうも空気の不足により、乳房全体が上の部分を硬くしてむいている。その部分も指で滅茶苦茶に動かすと、母乳が蛇口をひねったようにスーツの中からあ ふれスーツの首の部分から母乳が噴出していく。



「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・」



プチュクチュクチュクチュグチュグチュクチュクチュクチュグチュグチュ!!



機体内には新鮮な空気はもうほとんど残っていない、しかしセネスの体は生きる為に空気を、酸素を欲する。窒息の苦しみと快感でのけぞりながらもセネスは己 の体を指でかき回すことはやめない。



「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」



クチュクチュグチュグチュクチュクチュクチュグチュグチュ!!



「ハァハァハァハハハ・・・ハ・・・ハ・・・」


この2時間後、セネスの乗るヴァンブレイスは回収され地球に戻った。
幸いなことに後遺症があったものの生存し、療養ののち軍務に戻ることができたものの、
恋人にあの経験でからかわれることが多いと聞く。