魔渡様作
Rose of captivity

第1話 Rose of captivity その1


 未だ人々が夜盗や魔物の力におびえる時代
 闇を払い平和を守るため時の女王が組織した騎士団があった。
 彼らの掟は…

 絶対無敵!!!

 究極正義!!!

 人々は彼らのことを女王騎士団(クイーンナイト)と呼んだ!!!
 クイーンナイトはその証としてクイーンセーバーと呼ばれる手の平サイズの十字架だがその十字架もただ十字架ではなくマナと呼ばれる全ての物に宿る力をこめることで剣へと姿を変えるクイーンナイト専用装備のエンチャント・ギアの一つである。 むろん使用者がこめるマナによって剣の大きさは変化する。 さらに、エンチャント・ギアにはそれ以外にも存在し、それらを巧に扱うことがクイーンナイトの強さの一つとも言える。

 ★ ★ ★

「はぁはぁ…」

 数百もの人の形をした泥が少女を取り囲んでいた。

 少女は全身に無数の傷を作りながらも必死に鞭を構え襲い掛かる泥人形を粉砕しつづけたが、それでもその数のため疲労は隠せず新たな傷を作った。

 少女の名は、キャロル=ルナハイネン。
六大公爵家と呼ばれる代々クイーンナイトを務める王家に次ぐ家柄と力を持つ家系の生まれである。
髪を縦巻きロールにまとめ整った顔立ちと豊満なバストと引き締まったウェスト、大きすぎず小さすぎもしないヒップと理想的なスタイルが気高い薔薇の連想させる。
むろん薔薇には刺があり、キャロルもただの美しい少女のわけではない。
一騎当千と謳われるクイーンナイトの1人である。
もっともキャロルはクイーンナイトとしては駆け出しだがそれでも命がけの試練を突破した実力は正真正銘本物である。

 ことの起こりは単純な盗賊退治であった。
並みの盗賊の100や200程度なら駆け出しとはいえクイーンナイト1人いればどうということはない。
そんな理由のためキャロルは1人で盗賊の退治を命じられた。
だが、予想外な出来事が起きた。それは盗賊がダーク・ギアを所持していたのである。
ダーク・ギアは使用者の欲望に呼応し力を発揮する。
それは誰でも使用できることを示している。
そして、ダーク・ギアの破壊と調査はクイーンナイトたちの任務の優先事項でも上位に位置していた。
ことから重要なことが伺える。

「くっくっくっ、お疲れだな。クイーンナイトのお嬢ちゃん」

 筋肉質のずんぐりとした髭面の強面の男は崖の上からキャロルを見下ろし余裕の笑みを浮かべていた。
その証拠にキャロルが破壊した泥人形は砕けた部分から新たな部位が生まれ数を増していった。

「はぁはぁ…わたくしを舐めないでいただける。泥人形が再生できないほど粉砕すればいいまでのこと……はぁぁぁぁぁぁぁあ」

 キャロルは全身のマナを高め一気に鞭を振り切ると衝撃波が泥人形を粉々に砕き塵が宙に舞った。
だが、男は焦ることなく漆黒の首飾りを強く握ると宙に舞った塵が瞬く間に泥人形へと変わりキャロルへと襲い掛かった。
一気に大量のマナを放出したためキャロルにはもはやこの泥人形に抗う術も無く囚われ身となり意識を失った。


第2話 Rose of captivity その2


 キャロルが気がつくとそこは天然の洞窟であり、衣服を剥ぎ取られ首には犬の首輪がつけられ壁に直接打ち付けられた鎖と繋がれており、さらに手足は棒手枷でその動きを封じら四つん這いの姿勢で固定されていた。

「よう、おめざめかいメス犬」
「なっなんですって!!」

 見張りに着いていた男にメス犬呼ばわりされて飛び掛ろうとしたが、それよりも一瞬早く見張りの男が早く動きキャロルを地面に押し付けた。

「活きがいいな。それがいつまで持つのか楽しみだ。さてと…ボス!!ボス。メス犬が目を覚ましましぜ」

 下卑な男は大声で首領に呼びかける。

「おうっ」

 部下に呼ばれ、首領の男が数名の部下と共にキャロルの前へと現れ、足でキャロルの顎を上げながら下卑な笑みを浮かべ見下した。

「わたくしをどうする気です!!こんなことしてタダで済むと思ってますの!?」

 怒気を含めた叫び声も今の状態では効果は無くむしろ男たちの加虐心をあおるだけだった。

「活きがいいね。それがいつまでもつかねぇ~?おう、アレをもってこい。」

 にやにやと部下達と笑いながら部下の1人にピンク色の液体が入ったガラスの容器をもってこさせた。

「なんですのそれは!?」
「ちんぽが欲しくて欲しくてたまらなくする薬だよ。」
「なっやめ……ひゃうっ…はぁひぃ…」

 そういいながら部下にキャロルの無毛の秘裂にたっぷりと液体を濡らした。

「さてと、じゃーメス犬に食事を与えるか」
「やめ…やめて…はぐぅひぎぃ」

 キャロルはどうしようもない疼きに襲われながらも年相応の少女のようにおびえながら首をイヤイヤと振るが男はそれを気にすることなく子供の腕ほどある剛直を一気に秘裂へと押し込んだ。

「あがひぎぃぃぃあがぁぁぁぁぁぁいごぉぉぉぉえぐあぁぁぁひぎゃぁぁぁぁ」

 思わず悲鳴をあげるが、それを気にせず男は腰をふり何度も何度もキャロルの子宮口をノックしそのたびにキャロルの体を甘美をともなった激痛が走った。

(こんなこと……いや…いや…気持ちいいなんて…うそ…うそ…でも……気持ちいい…なにもかんがえられなくなってしまいすわ……)

 キャロルの心は快楽に嫌悪を示したがそれでも体を快楽に正直に反応し秘裂からは赤い雫と粘り気のある液体が溢れつづけた。

「くっくっく。このメス犬かなり好きものだぞお前等。ぐいぐい締め付けやがる。薬を使ったからってここまで反応した。女はいねぇな」
(あぐぁ…そんこと…あるわけ……でもきもちいい…なんて…そんな……)

 戸惑いを感じながらも今までに味わったことの無い快感の波にキャロルの意識は何度も翻弄された。

「さてとそろそろ中に出すぞ」

(中…?…)

「いやぁぁぁぁそれはやめて…おねがいだからやめてぇぇぇ」

 キャロルは恥も外聞も関係なく泣け叫び下衆な盗賊に哀願をしてしまったのである。だが、男は関係なく、そまま一気に射精した。

「いや…いや…」
「おいおい、まだまだこれからだぜ」

「頭、そろそろ…」
「まーまて、それにケツ穴があいてるんだそっちを使えや」
「へい」

 部下の1人が今度はキャロルのアナルに再び液体をかけ乱暴に挿入した。

「あぎぃぃぃぃひぎぃぃぃぃあぐぅぅぅはぐぅぅぅぅあぎぃぃぃぃぃぃ」

 キャロルの中で中で何かが弾け、そしてキャロルの意識を白い世界へと失った。

「気絶しやがったか…まーそれでもまだ使える穴だ。おまえらも順番で使いな。だが、やりすぎて壊すなよ。それから終わったらいつも通り『綺麗』にしておけ」
「「「「へい」」」」

 部下の数はざっと50人。この日からキャロルは昼夜問わず盗賊たちの性の捌け口となった…


第3話 Rose of captivity その3


 数日後…

「おらっメス犬。ワンってないてみな!!」

 キャロルは乱暴に犯されていた。だが、その瞳にはいまだ光を失われず快楽の波に必死に抗っていた。

「だれが…はぎぃ……貴方方の思い通りなどになるものですか…はぐぅ」

 心は拒絶していてもやはり快楽に体は耐え切れず思わず口から喘ぎ声をあげたかそれでも不遜な態度を変えること無かった。

「おもしれい。まだ意識がしっかりしてるなんてな。なら、こいつを使ってやるよ。おまえら抑えてろよ。」

 犯している男は回りの仲間に声をかける。

「ああ、判ったぜ」

 男たちはにやにやと笑いながらキャロルを身動きできないように押さえつける1人の男が透明の液体が入った注射器をもっていた。

「な、なにを…それは…」

 キャロルは蒼ざめながら注射器を見つめていた。もっとも、その大きさを見て蒼ざめずにいられる人間はいないだろう。なにせ薬液が10リットルはかるく入りそうなシリンダー部分、針であるはずの部分は男根を模していたのである。

「こいつはメス犬調教用の浣腸さ。こいつを一気にお前の中に流し込んでやる」
「そ、やめ…ひぎぃぃぃあがぁぁぁぁひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃながにばいっでぐるぅぅぅぅぅぅぅうやめでぇぇぇぇぇぇおへないはからやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 キャロルが絶叫の声をあげるも男たちは手を緩めることなくゆっくりと薬液を流し込み、キャロルの腹部は大きく膨らんだ。そして、男は執拗に空気を送り込みそのたびにキャロルは身もだえした。

「さてと、それじゃーひりだしてらうか」
「あぎぃぃぃひぎゃぁぁぁぁがぁぁぁぁひぐぅぅぅぅぅぅふぎぃぃひぃぃぃ」

 排泄をかき消すように大声を出すがやはり掻き消えることなく痴態を男たちの前にさらすことになった。
 大量のザーメン臭い排泄を終えぐったりとなったキャロルに男は容赦なくなんどもなんども浣腸をし、その結果キャロルの括約筋は緩みきりもはやアナルを閉じることが出来なくなりそれどころか度重なる排泄と薬の効果でアナルはめくりあがり腸に直接空気があたりそのたびに秘裂から蜜を漏らした。
 もはや抗う力を失ない虚ろな瞳のキャロルを男たちは乱暴に犯す、キャロルの口からは犬が呻くような声がかすかに漏れるだけだった。

 つねに犯されつづけるキャロルにも唯一介抱される時があった。それは2日に1度の湯浴みのときだ。もっともそれでも男たちの手によるもので少し暖めた水を乱暴にかけらザーメンを洗い流すというものだが、それでも今のキャロルにとっては唯一安らげるときだった。
 その湯浴みの最中に

「頭がちょいと最初から飛ばしたからしばらく休ませろだとよ」

 1人の山賊が湯をかけていた男たちに伝える。とうぜんこの後陵辱の限りを尽くそうとしていた男達の顔には落胆の色が浮かぶが頭には逆らえるわけもなくまたばれれば掟破りとして処刑される。結局、命令どおりに何もせず湯浴みを終えた。

 そして、この言葉どおりこの日から男たちは陵辱はなくキャロルは安堵したが、キャロルの体には変化がおきていた。秘裂から蜜が溢れつづけ乳首が痛いほどに立ちアナルはなにかをもとめるようにぱくぱくと開閉し疼きが全身を襲い、流れる汗ですらまるでゆっくりと愛撫されてるような感覚であった。だが、その火照った体を沈めようにも手足は拘束されてるためどうすることもできず、
また、快感は高まるがそれは決して絶頂を迎えることなかった。結局、一晩中愛液をたれながし大きな水溜りを作っていた。

 それからといもの男たちは食事のときと湯浴みのときしかキャロルに近づくこともなく、その際にも一切の口を利くこともなくただ男たちはにやにやと笑みを浮かべるだけであり、湯浴みのときですらキャロルの敏感なところに触れないように慎重にキャロルを湯浴みさせ続け、そして湯船に浸からせるようになった。

 だがそれも調教の一巻でありキャロルの精神は徐々に快楽への衝動へと侵蝕されていった。

(はぁはぁ…体中が疼いて…おかしく……)

 キャロルの精神と肉体は常に興奮状態に置かれておりそのため限界に近づいていた。

「おい、食事の時間だ」

 いつもどおり盗賊の1人が食事をもってきた。しかし、今日の食事は悪臭が酷い不気味な紫色のスープがバケツいっぱいにはごれてきたのだった。

「な…なんですのこれは…」
「黙って食えば良いんだよ」
「こんなもの…」
「喰えば体の疼きを収めてやってもいいんだぜ」

 突然、そのようなことをいわれキャロルの心は激しく揺らいだ。キャロルは常に絶頂を迎える寸前の状態であり体に覚えさせられた快楽への渇望に耐え切れなくなっていた。

「ほら、犬のように食うだけで気持ちよくなれるんだ。さっさとしな」

 地面に椀を置きキャロルに食すように命じたがキャロルに残された一握りのプライドが最後の砦となりそれを妨げていた。だが…

(なに…嫌な臭いのはずなのに…すごくいい香に…あたまが朦朧として…こんなこと…屈してなるもの…ですか)

 だが、キャロルの理性とは裏腹に、体は飢えた犬のようにバケツに顔をつけ音をたてながらすすり始めた。

(なぜ…でも…美味しい…もっと…あぁぁぁもっともっと…)

 それを見る男たちは卑しい笑みを浮かべ見下す。

「くっくっ約束どおり気持ちよくしてやるよ」

(ああ…きもちよくなれる…)

 男がそう言うとキャロルの胸を片手で揉みながらもう片方の手で秘裂をなぞりそしてアナルを軽くなぞった。その刺激は微弱なものであったが限界まで高められたキャロルの感度はそれでも軽くイッてしまうには十分であった。

「どうやらイッたみたいだな。それじゃーなメス犬」

 男が去ろうとするとキャロルはなんとか体を起こし男を見上げながら

「もっとして…まだ…ものたりないですわ…」
「そんなにして欲しいか?」
「はい……」
「だったらおねだりしな『淫乱なメス犬の穴という穴を犯してザーメン様で汚いワタシを綺麗にしてください』てな」

 男がそういうとキャロルは迷うことなく

「淫乱なメス犬の穴という穴を犯してザーメン様で汚いワタクシを綺麗にしてください」

 キャロルの心が完全なメス奴隷となった瞬間であった。キャロルはそれからみずから進んで男たちの欲求に答え、ザーメンを飲めといわれれば喜んで地面に飛び散ったザーメンすら残さず飲み、浣腸をしろと言われれば喜んでアナルを向け自ら進んで薬液と自らの排泄物混ぜてを流し込んでみせ、ありとあらゆる命令を心のそこから喜びを感じながら実行した。


第4話 Rose of captivity その4


 2週間後…

 昼夜問わず、食事のときも、睡眠のときも、むろん排泄のときすら輪姦されつづけたキャロルの秘裂は見る影もなくヒダは赤黒く変色しまるでグロテスクなチンポを貪るための花となり、アナルももはや閉じることを忘れ常に排泄をつづけながらもこちらもチンポを咥えるための新たな性器と成り代わっていた。
 キャロルの変化はそれまでに留まらず手入れの行き届いた美しかった髪は見る影も無く所々を汚れた白で染め上げられ、
白い陶器のように染み一つ無かった肌も所々に痣がつき、りりしかった瞳からは光が失われいた。そして、その心ももはや完全に性奴と堕ちていた。その証拠に前も後ろも挿入されながら自ら腰を振り、美味しそうにチンポにしゃぶりつき左右の手では複数のチンポを扱き精液で全身を白く染めていた。
 キャロルが閉じ込められた場所は風が一切吹かないため精液、愛液、汗、排泄物の悪臭が混ざりそれを誤魔化すようにたかれた香が激しく焚かれ、濃厚な甘い香で満たしている。

「おっやってるな。」
 1人の男が汚れた椀に悪臭漂う紫色の液体を満たしてやってきた。

「うん?なんだもう交代の時間か?」
「ああ、それとメス犬の食事の時間だ」
「よし、おいお前等やめろ。メス犬食事だぞ」

 そう、いわれるとキャロルは腰を動きをゆっくりと男根をひきぬくと「ひゃうっ」と小さな悲鳴をあげ軽くイキながら犬用の餌皿にまたがり犬がチンチンをするかのような姿勢をとると

「卑しいメス犬キャロルがザーメン様と汚いうんちをだすとろをみてください…でるぅぅはぅううぐきもひぃいいみてぇぇぇぇキャロルのはしたない姿を見てェェェェェ」

 と告げると激しい排泄音共に精液混じりの便と開ききった花弁からも大量の精液をたらしさらにおしっこを漏らしながら絶頂を迎え餌皿を排泄物で満たした。

「たっぷりだしやがったメス犬。さて食事だ。」

 男はキャロルの排泄物で満たされた餌皿にみずからもってきた椀をひっくり返した。するとキャロルは犬のように地面に這いつくばり口をつけ味わうようにすすり始めた。

「くっくっ最初の頃はあんなに嫌がってたのにいまじゃ本当に犬だな。」
「ああ、まったくだ。もっともこれだけ薬漬けにされば当然だがな。さてと俺たちは行くぜ」
「おう。さーてとメス犬で遊んでやるか。」

 入れ替わりに入ってきた男たちを気にすることなく一心不乱に汚物の浮かんだ毒々しいまでのスープをすするキャロルの胸を1人の男が鷲づかみにしもみ始めるとキャロルは身もだえしながら必死にスープをすすった。

「おらっスープにさらを増やしてやるよ」

 そういいながらキャロルの胸をもむとキャロルは大量のミルクを噴出し餌皿から溢れた。

「ああ、もっともっと増やしてぇぇぇ」
「ははは、こいつもう頭イッてるな」

 キャロルはこぼれたスープも舌で舐めおえると

「おちんぽくださんおちんぽをキャロルの便所マンコに突っ込んでくださいぃぃぃぃぃ!!」

 犬が降伏するがごとく腹を上にし寝そべると自ら蜜ツボに手首まで咥えオナニーを始め男たちに哀願をした。

「なら、10回いったらやってやるよ。ほら数えてやる」
「ちんぽ、ちんぽが欲しいのザーメン様をちょうだいぃぃ気が気が狂いそうなの……ザーメン…ザーメンをちょうだい」

 もはやキャロルの心は完全に淫虐の虜となりその気高き心は見る影も失われた…

 ★ ★ ★

 3ヶ月後…

 キャロルは無事仲間の手により救出されるがその姿は無残であった…
 だが集中治療をうけることでなんとか、かつての気高さを取り戻し今では以前と変わらない生活を行っている。
 これはキャロルの記憶から囚われたときの記憶を封印したためにキャロルはもとの人格へともどった。だがその代償として、
キャロルは毎夜、どうしようもない疼きに襲われ、それを治めるために、夜はクイーンナイト専用の性処理人形となり男たちの上を渡り歩いた。
 高貴なる薔薇は快楽というなの花瓶に生けられその花が枯れるまで永久に愛玩の対象となったのであった。


~~FIN~~