巨道空二様
魔道嘗辱記 ダークファンタジー小説 (作品設定)

(作品設定)


以前アイデアをまとめておいた覚え書きなどから・・・。
TRPGの経験があるなら、なんとなくわかっていただけるかもしれません。
基本設定は、こんな感じです。

邪に与するものと、善に属するものとの戦いに、「邪」が勝利を収めて数年後。
未だ辺境では残党狩りの手はゆるまない。
こんだけ(笑)。長年膠着状態だった世界ですが、「魔王」の登場によりバランスが崩れ、豊かな平原地帯の光の種族の国家は陥落。光の種族は辺境の貧しい土地へと追いやられました。
平原地帯は闇の種族の手に落ちたわけですが、多くの民衆が闇の種族の支配を嫌い辺境へと移動したため、辺境の光の種族の国家は人口増加と治安の悪化に苦しみ、平原を手に入れた闇の種族も平原の統治に苦しんでいます。闇の種族の移民が進んではいますが、どちらも疲弊していますので・・・。



■ヒューム(仮名)

主人公。光の勢力の工作員。魔法の技術はあまり高くないが、全身に隠された刺青を使い魔法を発動できる。
彼女の体に仕込まれた様々なギミックは、多くが闇の技術によるものである。このため、彼女は光の勢力の中では異端であり人間扱いすらされていない。ヒュームというのはコードネーム。他には「地バチ」とも呼ばれる。
闇の種族の男を懐柔してアイテムを取り戻したり、女郎や夜鷹になってみたり。きっといつか闇の力の前に陥落することになるでしょう(笑)。光の種族の反攻の際にはテロリストとして敵の後方をかく乱したりするでしょうが、それまで現役では、いられないのじゃないかと。

職業(社会的地位)
通常のゲーム的分類は難しいが、あえて分類するなら女忍者、クノイチが近い。

身体的特徴
種族は特に決めていないが、外見は20代女性。筋肉質だが、筋肉ムキムキというほどではない。肌は白。プラチナ・ブロンドの髪で瞳は黒。

技能や所持アイテム。
剣など・・・女性としては一流。魔法剣士として考えれば男女を問わず一流。
魔法・・・二流。ただし、魔法のコントロール技術は超一流。特に得意なのは遅延魔術。これは魔法をあらかじめ完成させておき、あらかじめ決めておいたタイミング、コントロールで発動させるもの。
刺青・・・様々な魔法の効果を発揮する呪紋。所有者の精気を必要とする。これにより、本来は自分のレベルを超えるような魔法を使うことができる。
忍びの技・・・一流に近い二流。
閨技・・・一流なのかもしれない(笑)

戦う目的など。
光の種族の「評議会」によって凍結されている師匠および兄弟弟子の遺体を回収し、正式な埋葬をするとともに彼らの汚名を晴らす。「評議会」からの命令でどのように汚い仕事でもこなす便利屋的存在。



■キリエ

ヒュームと性魔術による接触を持ったため、ヒュームに強い感情移入をしている。

職業(社会的地位)
上級魔術士。

身体的特徴
エルフ族。耳長で髪が長いと思われる(笑)。

技能や所持アイテム。
剣など・・・魔術士としては一流。戦士としては二流半。
魔法・・・一流。オールラウンドタイプのエリートさん(笑)。優等生タイプ。
戦術・・・しっかりした教育をうけており、集団戦を指揮できる。
閨技・・・ろくに経験なし。そんなものを無視してひたすら修行していた。

戦う目的など。
魔軍によって滅ぼされたエルフの森の生き残り。最後の決戦の前に幼少のために脱出させられた。エルフとしてもごく若い。同属を集め、エルフの森を奪回したいと考えている理想家。
知的で穏やかだが、頑固。考えかたが固く、一旦燃え上がると冷静になれないのが弱点か。



■ライラ

第二話でキリエと口移しでクスリを受取っていたのはこの人。

職業(社会的地位)
戦士(騎士)。

身体的特徴
恐らく人間(笑)。大柄で筋肉質。ファンタジー的女戦士。

技能や所持アイテム。
剣など・・・女性としては超一流。練気闘法をも習得。
魔法・・・習得魔法はないが、素養はある。
戦術・・・しっかりした教育をうけており、集団戦を指揮できる。
閨技・・・そこそこ経験あり。

戦う目的など

軍人の家系。父や兄を闇の軍勢との闘いで失ったため、そのあとを継ぐことになった。性格は本来は女らしい女性だが、意識して男性的な言動をしているようだ。姉御肌でたよりになるが、情に流されて大勢を見失ってしまうことがある。 
闇の勢力を憎んではいるが、実は三人で一番の常識派。



■魔術師(針使い)

主人公の秘密に気付く男。辺境の奴隷商人と組んでいるにはもったいないほどの実力者。
魔術の精密なコントロールは芸術的ですらある。

職業(社会的地位)
上級魔術士。魔力付与者。

身体的特徴
種族不明。身体特徴未設定。見た目は平凡な男。

技能や所持アイテム。
剣など・・・特になし
魔法・・・一流。最大MPには不満があるが、そのテクニックは群を抜く。
針つかい・・・全身の気脈に針を打つことにより様々な効果を発生させる。
閨技・・・調教士でもある。

戦う目的など
出世、名誉、知識を求めている。ストーリーの中では光の種族の魔法を研究していた。
実は恋愛そのものはオクテだったらしい(笑)。



■人狩り(奴隷商人)

光の種族の隠れ里を襲撃して奴隷を確保する。高い戦闘力を持ち、彼のキャラバンはどちらかといえば山賊に近い。
刺青の女戦士シャザに惚れているらしい。

職業(社会的地位)
奴隷商人。戦士。

身体的特徴
巨漢。見るからに悪党そうな、悪役の戦士タイプ。

技能や所持アイテム。
剣など・・・一流。体格も考えればさらに強い。
魔法・・・自分では使えないが、魔法使いとの戦闘経験は豊富。
商売・・・キャラバン経営はちゃんとできる。割と細かい正確。
閨技・・・調教士。

戦う目的など
金と、闇の世界での名誉。女は基本的に単なる商品である。